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倉持案による、増補版チェックカード
倉持武（松本歯科大学）
生命倫理コロキウム 臓器移植 2000年10月6日 於 札幌医科大学

1 てるてる案チェックカード確認事項（（）つき数字及び［］内は倉持氏の付加した事項）

1   脳死と心臓死との違い
(2)  脳死判定前後での患者の外観、症状の違い
3   脳死と植物状態との違い
4   脳死状態の持続時間
5   脳死判定：臨床的脳死の判定と移植のための脳死の判定
(6)  無呼吸テスト等の検査5項目の脳死判定上の意義
(7)  経過観察時間の意義、及び6時間、12時間、24時間であることの意義
8   外国の脳死判定の例
9   判定された状態からの回復の例：実例、回復する機能、件数・確率
10  脳死判定のミスについて：実例、件数、確率
11  脳死者の数
12 移植法施行後当該時点までの、ドナー・カード所持者に係る、移植ネットワークへの連絡
件数、内訳（心臓死、脳死、記載不備）、結果（脳死下提供、心臓死下提供、拒否、提供不
適合数とその理由）
(13)臓器摘出時にモルヒネ、筋弛緩剤、麻酔を使用する理由
(14)臓器提供のために必要なお金：移植適性検査費、脳死判定費、臓器保護技術費、組織適合性
検査費、摘出までの入院費
15  臓器移植を待つ人数
16 臓器移植によって救われる病気：心臓停止後の臓器提供の場合、脳死後の臓器提供の場合
［麻酔下生体の場合、諸組織の場合］
17  不足している臓器：種類、数
(18)レシピエントの選定：医学的理由、コンプライアンス上の理由、得点基準
(19)臓器移植ネットワーク：移植ネットワークの仕事、コーディネーターの仕事
20  臓器移植の成功例・失敗例の実数と割合［と原因］
(21)術後管理：術後検査、免疫抑制剤、種類、服用期間、副作用
(22)移植手術費用：ネットワーク登録費、術前検査費、手術費
(23)術後管理費用：免疫抑制剤、術後検査、感染症対策、副作用対策、合併症対策、再移植
(24)臓器摘出・運搬費用、提供施設人件費・通信費
(25)組織摘出、運搬、保存、加工費用
(26)移植システム・インフラ整備運用費：移植ネットワーク運営費、移植対策事業費、コーディ
ネーター教育養成費、検証機関設立・運営費
27  臓器売買の実態
28 臓器移植についてさらなる情報を得られるところ：臓器移植ネットワーク等の電話番号、
ホームページのURL
(29)脳死説（脳死は人の死）と脳死否定説（脳死は人の死ではない）
(30)臓器・組織提供要件（禁止、本人意思表示、推定同意・代理人（承諾権所有者）承諾）