作成:森岡正博 |
アルジャジーラの利用方法 関連ページ:100人の村 対米テロ 生命学HP
(*このページは、2001年の対米テロ事件のときに作成されたものですが、その後、アクセスが多いので若干の補足をしてみました)
アルジャジーラの英語HP http://english.aljazeera.net/HomePage
日本語に自動翻訳したHPです ← 概要はこれで分かります。最近の自動翻訳は性能いいですね。
ビンラディンの2004年10月29日のビデオテープの英訳
(放映されたものの英訳→) http://english.aljazeera.net/NR/exeres/79C6AF22-98FB-4A1C-B21F-2BC36E87F61F.htm その日本語自動翻訳
(放映されなかった部分も含めた抄訳らしい→) http://english.aljazeera.net/NR/exeres/8BAF429F-BADD-40E2-AD66-712FCF7D7A95.htm その日本語自動翻訳
?"Your security is not in the hands of [Democratic presidential candidate John] Kerry or Bush or al-Qaida. Your security is in your own hands and each state which does not harm our security will remain safe."という発言はこちらのほうに収められている。なぜ放映されなかったのかは不明
追記1:(ここに貼っておきます)
東京大学経済研究所 醍醐聰さんからのメールを転載 2004年11月1日
今夕、バグダッドのセントラル子供病院、モハメド医師から、今回の事件
についても送られてきたメールの翻訳を入手しました。転送許可を得ま
したので皆様にお知らせします。
モハメド医師は、今年2月から半年間、名古屋大学病院で研修医として、
医療技術を学び、8月末にイラクに帰国された方です。
翻訳は同医師が来日されたときの知人によるものです。
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親愛なる友人へ
現在、かなり多忙なのですが、日本人男性の誘拐・殺害事件の背
景を説明しなければいけないと思っています。
イスラム教の指導者たちの調整が機能していない状態にあり、事
態は最悪です。その原因は、ほとんどの指導者が刑務所に送られ、
残りはイラク国外に逃げてしまったことです。だから、イラク国
内には、アメリカ軍のための軍隊か、テロリストしかいないんで
す。私たちの現状を想像できますか? お金のための軍隊か、米
軍をイラクから追い出すための軍隊しかいないのです。もうイラ
クに日本の人を送らないでください。バグダッドで私たちは、よ
り困難な生活を送っています。毎日、バグダッドの市民に対して、
3〜4回の爆撃が行われています。昼でも夜でもです。とくに早
朝に爆撃されます。アメリカ軍の戦車が一日に何度もハイウェイ
を通過し、よく彼らは攻撃されます。だから、ハイウェイを使う
ことができません。ハイウェイで攻撃に会う可能性がきわめて高
いので、緊急事態でない限り、誰もハイウェイを使いません。ま
た、イラク国軍はアメリカ軍に指揮され、彼らの命令下で働いて
います。だから、彼らも攻撃の対象にされるのです。不思議に思っ
たかもしれませんが、先週、Dialaで49人ものイラク人兵士が殺さ
れたのは、このためです。さらに、イラク国外に逃げようとした、
医者や科学者も殺されています。イラク国内にいるイラク人も殺
されるかもしれないという脅威にさらされています。とりわけ特
別な立場にいる人、例えば政府機関で働いている人や特定分野で
有名な人にとっては、その危険性がより高くなっています。
もちろんのこと、外国人が殺される確率は、それよりも高くなっ
ています。だから、全ての日本の方に、自重してイラクから離れ
ることをお願いしています。そして、日本軍の早期撤退をお願い
します。イラクの状況はより悪化していくので、軍人だろうと安
全ではなくなるでしょう。彼らの命も守ってください。
日本とイラクの良好な関係を維持したいので、日本人殺害事件の
ことを残念に思っています。イラクの人々を責めないでください。
私たちは、あなた方の親愛なる兄弟でありたいのです。日本人の
中には、私たちイラク人のことを憎む人がいるだろうと思ってい
ます。しかし、私たちは何をすればよいのでしょうか? 最後に
いっておきたいことは、今まで、イラクにとって、いい兆しはな
にもありませんでした。イラクのリーダー、アラウィが選挙のこ
とを話している一方で、ファルージャではアメリカからの大規模
攻撃を待ち受けているんです。じつに皮肉なことではないですか。
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追記2: 2004年11月5日
ファルージャの市民を代表して諮問評議会、弁護士会、教員組合、
部族長協議会、Fatwa・宗教教育議会が連名でアナン国連事務総長に
宛てたメッセージをご紹介します。
世話人会(http://ac-net.org/honor/)
本日、同メッセージの翻訳を入手しました。原文は
http://www.stopwar.org.uk/article.asp?id=241004
にあります。翻訳・紹介者は「ストップ・ザ・ウォー連合(Stop
the War Coalition ) 」に関係しておられるロンドン在住の日本人
です。
その方にによると、このメッセージは、イギリスのストップ・ザ・
ウォー連合ブリストル支部に届いたものを「911を追求する組織
」がニュースレターの中で紹介したもので、転送・転載歓迎とのこ
とです。
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アメリカ軍がイラクで毎日、大量虐殺を続けていることは、証拠を
提出するまでもなく明らかです。そして、この手紙を書いている今、
アメリカはファルージャの街に対して、この大量虐殺を実施してい
ます。アメリカ軍は自らが保有する中で、最も破壊能力の高い爆弾
をファルージャの市民に向け投下し、罪のない多くの人々をを殺傷
しているのです。そして地上では、アメリカ軍の戦車が、激しい砲
撃で街を破壊しています。
ご存知のように、ファルージャ市の代表とアラウィ政権との間で交
渉が続いているため、現在ファルージャに軍は駐留していません。
またここ数週間、抵抗勢力も行動を控えています。
しかし、新たな爆撃は、イスラム教の断食月ラマダンで、人々が断
食をしている時に開始されました。その結果、多くの市民が、瓦礫
の中に埋まり、外からの援助も断ち切られている状態です。10月
13日の夜、アメリカ軍は爆撃機1機で、民家50件を破壊、多く
の人を殺害しました。これは大量虐殺という犯罪行為ではないので
しょうか、それともアメリカ民主主義の教訓なのでしょうか。アメ
リカ軍は、占領を認めさせるために、ファルージャの人々に対しテ
ロ行為を繰り返しているのです。
あなた(アナン事務総長)は、アメリカとその同盟国が、大量破壊
兵器の脅威を口実に、私たちの国の破壊を続けて来たことをご存知
のはずです。彼らは自らの大量破壊兵器を用い、多くの市民を殺害
しました。そして今になって、イラクに大量破壊兵器はなかったこ
とを認めています。しかし、彼らは自分たちが犯した罪については
口にしようとしません。世界中が沈黙しているのです。イラクの一
般市民を殺害することすら非難の対象にならないのです。アメリカ
は、1991年の戦争の後、イラクに賠償金の支払いを強制しまし
たが、今回アメリカはイラクに賠償金を支払うでしょうか。
私たちの住んでいる世界はどうやら、二つの異なった基準があるよ
うです。ファルージャでアメリカとその同盟国はアル・ザルカウィ
という新しい、正体不明の標的を作り出しました。ザルカウィはア
メリカの犯罪行為を正当化する新たな口実です。この新しい人物は
一年前に、でっち上げられました。そして、その一年の間、アメリ
カは民家、モスク、レストランを攻撃し、女性、子供を殺害しまし
た。そして、常に「われわれは、アル・ザルカウィに対する攻撃を
成功裡に遂行した。」とだけ言い、決して、ザルカウィを殺したと
は言いません。言えない筈です、ザルカウィなど実在しないのです
から。
私たちファルージャの住民は、この人物が市内にいないことを保証
します。そして、多分イラク国内にいることもないでしょう。私た
ちは、これまで何度も、「誰でもいいから、ザルカウィを見かけた
ら、殺せ」と訴えてきました。しかし、今、ザルカウィはアメリカ
がでっち上げた幻だということがわかりました。私たちの代表は、
これまで繰り返し、市民の誘拐や殺人を非難してきました。私たち
は、非人間的なことをしているグループと何のかかわりもありませ
ん。ファルージャに対する犯罪行為をやめ、軍をファルージャから
撤退させるよう、あなたそして世界の指導者がブッシュ政権に大き
な圧力をかけることを要請します。
ファルージャからアメリカ軍が一時撤退した後、ファルージャは平
和で静かな街となっていました。混乱はまったくありませんでした。
資金不足にもかかわらず、街の文民行政もうまく機能していました。
私たちの唯一の犯した「罪」は、占領軍に来てほしくないと主張し
たことのようです。しかし、占領に反対するということは、国連憲
章そして国際法、また人間としての常識に照らし合わせてみても、
私たちが持つ当然の権利のはずです。
今、あなた、そして世界の指導者が、新たな惨事を防ぐために早急
に介入することを要請します。私たちは、イラクの国連の代表と連
絡を取って、このメッセージを伝えようとしましたが、ご存知の通
り、国連はバグダッドで一番警備の厳しい、外の社会と遮断された
グリーン地域にあり、立ち入りは許されませんでした。私たちは国
連にファルージャの状況に目を向けて欲しいと願っています。
ファルージャに住む市民一同、教職員組合etc.
原文にある後書:
On behalf of the people of Fallujah and for:
Al-Fallujah Shura Council
The Bar Association
The Teacher Union
Council of Tribes Leaders
The House of Fatwa and Religious Education
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OilBirdsさん提供
以下でアラビア語圏の様子が、アルジャジーラという放送局の取材を通して、直接入手することができます。
●アルジャジーラのトップページ http://www.aljazeera.net/ 赤いタイトルを押すと次のページに写ります。
●アラビア語→英語変換 ウェブページ、テキストともに翻訳できます。また英語→アラ翻訳もできそうです。 http://tarjim.ajeeb.com/ajeeb/default.asp?lang=1
●ビデオ放送 赤いタイトルの前にビデオマークがあるものをクリックすると、ビデオ・ヘッドフォンマーク のあるページが出てくるので、それを押すと、アラビア語の映像が見られます。
●生中継 http://www.aljazeera.net/live.asx まだ未確認です。24時間業務ではなさそう。
●ウサーマ・ビン=ラーディン氏の開戦直前の声明(10月7日) http://www.aljazeera.net/mritems/streams/video/2001/10/7/1_59233_1_12.asf 約6分、もちろんアラビア語放送です。彼は左利きのようですね。 以上が現在判っている、利用方法です。 なお、これは「2ちゃんねる」に記載されていたものを参考にしました。