本ページは「生命学HP」1999年10月12日付のスナップショットです
10月12日
東京にちょっと行ってきたんだけど、東京は朝夕がすずしいねえ。堺市はまだまだ暑いよ。地元の人に聞くと、堺市南部は大阪地方というよりも、和歌山地方に気候が近いらしい。だから、大阪よりももっとあたたかくて、冬もずいぶんぽかぽかだそうな。寒さに弱い私としては、暖かい気候のほうがぜったいにうれしいのだが、そのかわり夏は暑かった。どっちがいいのやら。
ところで渋谷を歩いていて気がつくのは、一時期のルーズソックス女子高生が激減して、いまや完全にガングロの街になっているということだね。「マルキュー」とか行くと、これまたすごい。ガングロミニスカの満員電車みたい。マルキューのエスカレーターって、スカートの中がまじで見えてるよ(「ジュリアナ東京観戦記」参照)。エゴとかねえ、あの前なんか、ごったがえしていて通れない。なさけないというか、なんというか、女の子は店の中に入って騒音の中品物を選んでいるのに、一緒に来た男どもはかわいそうに店の中にはいれなくって、何人も店の前にしゃがんで女の子を待っている。マルキューのビルの中って、男は、なんかみじめ。居場所がないもん。ぼくの居場所は、どこ? しかし、いまマルキューくらいパワーのあるファッションビルってあるのだろうか? 丸井とかに行ってみたけど、なんかぜんぜんパワーがないもんね。ま、これも、いまがさかりだと思う。だって、あそこにいる女の子たち、みんな同じかっこうしてるんだもん。わらっちゃうけど、5人にひとりがウェスタンハット(って言うの?)をかぶってプラダのバッグ背負ってるとかさあ、もうこれ以上進化しないよ、きっと。ま、パワーは脱帽です。いまや、京都のアヴァンティとか、大阪のヘップもマルキュー化しているしね。これで大衆化して、その先、どうなるんだろう。
ということで、秋になって大学の仕事が増えてます。研究する時間がほしいよーと前に書いたら、なぐさめのおことばをいくつか頂戴しました。ありがとうございますm(_ _)m。とりあえず、勁草書房の本をはやく書き上げたいな。でも、学会がいくつかあって、それがおわったら、また無痛文明論(6)を書かないといけなくなるわけだし・・・。ひやー。どうしよう。無痛文明論(6)は、自然と生命の管理思想について書くつもりなのだ。これまた、異論反論続出になるかもしれない。
さいきん、肩こりがまたつらくなってきた。姿勢が悪くなったのかなあ。対策を考えなくっちゃと思っています。